スプリングコートは、名前の通り春に使う軽めのコートを指す言葉です。
このスプリングコート、特に迷うのはいつから着たらいいんだろう、ということではないでしょうか?
しかしその一方で、スプリングコートの出番が少ない、すぐにコートが要らない季節になってしまう、ということも悩みとしてよく聞きます。
これは、言ってみれば、着はじめを迷っている間に、時期を逃しているってことになるのではないかと思うのです。
ずばり、スプリングコートは、2月・3月・4月のアイテム!!
いますぐ一着用意して、この春はスプリングコートを大活躍させましょう!
この春に着る「スプリングコート」!
この冬はロングコートが流行していたことがあり、コートの丈の長さに注目が集まっています。
そんなシーズンだからこそ、いま着ているコートより丈が短めで、軽い印象の素材感を持つコートを一着用意しましょう。
そうしたら、たいへん印象的な、「スプリングコートデビュー」を飾れるはずです!
スプリングコートをいますぐ見つけよう!
スプリングコートを選ぶにあたってのポイントは、
1.あくまで「軽い」(印象)のものを選ぶ!
「薄い」(ペナペナ)は避けて!!
2.デザインがシンプル!
襟やボタンなどの飾りよりも「シルエット」を意識!!
3.スーツの上に羽織れる!
なおかつ、キレイめカジュアルにも使えるものを!!
といったあたりが、どれも必要な視点だと思います。
そうすれば、春をめいっぱい楽しむ事が出来るのではないでしょうか?
スプリングコートはいつから着る?
スプリングコートは春のコート。
だとすれば、節分を過ぎて暦の上で春が来たら、スプリングコートを着はじめてはいかかでしょう!
しかし、日本の旧暦の「季節」は、実際の感覚よりも半歩早い季節です。
ですから、2月の初旬といえば、まだまだ「冬」の感覚ではないでしょうか?
そのため、この季節にスプリングコートは早いと思われがちです。
しかし、「早い」とは「思わせないコーデ」で、軽めのコートを使いはじめると、季節を先取りしたおしゃれを楽しむことができます。
2月のスプリングコートのコーデ
節分過ぎに、厚いコートをただスプリングコートに替えるだけでは、とても寒いはずです。
このため、スプリングコートは3月半ばを過ぎてから、といったことが言われることも多いのです。
しかしそれでもわたしは、2月からスプリングコートを使うべきと考えています。
スーツを代表とするビジネスのファッションには、いわゆる「制服」的な側面が大きくあります。
そのため、なかなか服装を楽しむという視点を取り入れることができません。
そこであえて「スプリングコートは2月から」というやや理不尽なルールを自分に課してみるのです。
このまだ肌寒い時期に、スプリングコートを使わなくてはならない。
だとすれば、という考えを持つことで、ファッションの視野は広がります。
暖かい肌着も結構、しかしそれだけでは防寒は不十分でしょう。
そこでたとえば春を先取りする色合いの、首に巻く肌触りのよい「ストール」を一枚用意する。
あるいは、「セーター」や「カーディガン」、さらには近年のビジネスコーデの注目アイテム「ジレ」など。
理不尽なルールが、服の機能性とファッション性を取り戻します。
これは、はるか昔(?)の高校時代に、制服を着崩して楽しんだときと同じ感触のはずです。
4月のスプリングコートのコーデ
気温の上昇とともに、自然に毎日のコーディネートを考えていけば、ファッションセンスが磨かれていきます。
昨年までの自分と同じように、周囲がスプリングコートに悩んでいるころ、
あなたには、
今年の春はおしゃれじゃないか!
と、声もかかるかもしれません。
4月にスプリングコートを羽織っていると重たく感じる、しかしまだ少しだけ肌寒い晴れた日を考えてみましょう。
そんなコートを仕舞ってしまう直前の10日間ほどのコーデには、コートというアイテムを内側から軽く見せる、
「パステルカラーのシャツ」
あるいは
「ニットタイ」
を使ってみるのもおすすめです。
ここでも「4月の間はスプリングコートで過ごします」というルールを課します。
そんなある意味において理不尽なルールを自分に課しておくことで、ファッションを広げていくのです。
このように一年の中で、「スプリングコート」というアイテムを、うまく使うこと考えてみましょう。
そうすれば、ハードルの高かった他のアイテムが自然にそろってきます。
それらのアイテムは、特に秋口の、ちょうど同じような気温の時期に、また活躍してくれることでしょう。
まとめ
スプリングコートという中途半端に扱われがちなアイテムを、きょうは視点の中心に置いてみました。
すると、ファッションの世界がどんどん見えてくるはずです。
毎日制服のように着るビジネスウエアを、ほんの少しだけカジュアルに振ってみる。
そんな「ビジカジ」が、きっとあなたの生活自体を、より楽しいものに変えてくれるはずです!!
(おわり)
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