低血圧にチョコレートが効果あり!テオブロミンが血圧を改善

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低血圧とは、血圧が低い状態が続く内科的疾患を指します。めまいやふらつきの原因となり、時には頭痛、だるさ、そして気を失う原因にもなります。

これは、低血圧が体へ十分な酸素と栄養の供給が行われるのを妨げ、細胞の活動に影響を与えてしまうからです。

低血圧と診断されている人の血圧は上が100mmHg以下、そして下が60mmHg以下と言われています。

もしこの状態が数秒または数分続く場合には、またそうならないように医療的ケアが必要になります。

食生活を少し変えて、血圧を調整してくれる栄養素を意識的に取り入れる事で血圧を普通の値に保つ事ができる可能性があります。

基本的には、血管が詰まり、細くなることで血圧は上昇しますが、カカオポリフェノールを含むチョコレートを食べることで、血管を広げる作用が期待できることがわかりました。

今回はそんな低血圧を改善する食材やチョコレートの意外な効果について取り上げたいと思います。

 

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低血圧に効果的な食べ物

低血圧に効果的な食べ物を紹介します。低血圧で悩んでいる方は、これらの食べ物を積極的に摂るようにして下さい。

 

ダークチョコレート

低血圧が起きるのを避ける為に、低血圧症の人はダークチョコレートを食べると良いでしょう。もちろん食べ過ぎはいけません。ダークチョコレートは動脈の流れを良くし、血圧を正常な所まで上げてくれます。

これは、ダークチョコレートに含まれるテオブロミンと呼ばれる血行と動脈の健康に良い化合物のおかげです。

それに加えて、脂肪酸と抗酸化物質も含まれています。これらは、低血圧症に非常に良いと言われています。

 

ココナッツウォーター

ココナッツウォーターは電解質と抗酸化物質を豊富に含み、低血圧に効果のある自然の飲み物です。

多くの人がスポーツドリンクの代わりにミネラル補給のために飲んでいます。化学薬品も入っていないので市販のスポーツドリンクよりも健康的な選択と言えるでしょう。

さらにカロリーも市販の電解質を含んだ飲み物よりも低く、水分補給にもぴったりです。

それに加えて、細胞への酸素供給も促進し低血圧の症状を軽くしてくれます。

 

チーズ

チーズには多くの塩が含まれているので、低血圧のコントロールに良いと言われています。

少量を食べる事で、動脈の流れを良くする手助けをしてくれます。さらに、低血圧に伴う症状の改善にも効果的です。

ですが、ここで気を付けなければならないのはチーズを大量に食べるのは健康によくないと言う事です。食べ過ぎてしまうと、血圧が上がってしまう可能性があり非常に危険です。

 

ナッツ類

ナッツ類は、低血圧症だけでなく高血圧症にも非常によい食材です。

ビタミンBと脂肪酸を豊富に含み、これらの栄養素は低くなっている血圧を正常値まで戻してくれます。

さらに、エネルギー補給をしたい時にも最適で低血圧症によって起きるだるさや元気が出ない状態等を解消してくれます。

 

たまご

たまごは豊富なビタミンBと必須アミノ酸を体に与えてくれるので、低血圧の状態になる事を抑制してくれます。

心と体にエネルギーを与えてくれるものとして、普段の食生活に取り入れる事が推奨されています。

 

柑橘類

柑橘類と一言で言ってもその種類は非常に豊富です。どれにも豊かなビタミンCと水分が含まれていますが、この2つは低血圧に伴う症状を軽減してくれます。

絞ったり、そのまま食べる事で電解質バランスが良くなり、必然的に血圧も一定してきます。

 

赤身の肉

少量の赤身のお肉は、低血圧の状態から素早く血圧を戻す為にぴったりの食材です。

体に良いタンパク質と塩分、そしてミネラルが含まれている為、血圧をコントロールするのに効果的です。

体にエネルギーを与えてくれ、低血圧症からくるふらつきやだるさを防いでくれる栄養素がたっぷり含まれています。

 

水の摂取量を増やす事も低血圧症の人にはとても大切な事です。脱水状態や熱射病が原因で起こる低血圧を防いでくれます。

さらに、体の組織の動きを活発にして、血行を良くすることで酸素供給の過程も改善されます。

 

低血圧とカカオポリフェノールの実験から

実は、ヨーロッパでは、カカオポリフェノールが含まれない「ホワイトチョコレート」とカカオポリフェノールを含む「チョコレート」を実際にヒトに食べさせる実験が行われています。

この調査では1日に100g、約500kcalのチョコレートを被験者は食べることになります。

その結果は、カカオポリフェノールの含まれるチョコレート群にメリットが認められましたが、摂取するチョコレートの量が多く、カロリーが高いという問題がありました。

こうしたカロリーの取り過ぎを避けるため、蒲郡の実証研究ではカカオポリフェノールを多く含む「高カカオチョコレート(カカオ分が70%以上)」を選ぶことで、高血圧の人の血圧は下がったのに、「体重」「BMI」などの数字に、影響は出ないことがわかりました。

 

カカオポリフェノールの効果

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、小腸で吸収され、血中に取り込まれます。血管壁に炎症が生じている場合には、その炎症により、血管が狭くなり、赤血球が通り抜けにくくなっています。

そこに、カカオポリフェノールが作用することで、炎症が軽減され狭まっていた血管が広くなる効果が期待できます。これによって、赤血球が通りやすくなると考えられます。

 

低血圧の症状

低血圧になると、倦怠感以外にも様々症状が現れます。以下が主に起きやすい症状です。

  • めまいや立ちくらみ
  • 頭痛や肩凝り、腰痛など、体の一部分が凝りやすい
  • 耳鳴りや吐き気
  • 動悸や不整脈また、低血圧になると様々な方法で改善する必要があります。

しかし、時間がない人からすると、「倦怠感などの症状と生活と同時進行で改善なんて難しい」と思われるのではないでしょうか?

そんな人におすすめなのが、食べ物で改善する方法です。

その中でもお勧めするのは、持ち歩きやすく忘れても購入しやすいチョコレートというわけです。中でも高カカオのチョコレートは必需品です。

 

まとめ

低血圧には様々な症状があり、個人差もあるので病院で血圧を測ってもらうのが1番です。

そしてチョコレートがその低血圧の改善に一定の効果があることがわかっています。その理由は、チョコレートに含まれているテオブロミンという成分が低血圧を改善する働きを持っているからです。

チョコレートなら、夏以外なら鞄の中に入れて持ち歩くことが出来るので、簡単に改善することが出来ますよね。

夏の場合は、他の手段を探す必要がありますが、夏以外の時は高カカオのチョコレートを持ち歩くようにしてはいかかでしょうか。

(おわり)

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