専業主夫が仕事を始める?育児や家事と仕事を両立させるための考え方

専業主夫の日々

私は専業主夫をしていますが、最近は仕事を始めようかと考えています。そして同じように主夫をされていた方で、新たに仕事を始めた方、始めようと思っている方も多いことでしょう。

私が仕事を始めようと思うようになったのは、私の体調が良くなってきたから、ずっと家で家事と育児だけをする生活に居心地の悪さを感じたから、そして金銭的な余裕を得るためです。

私の息子は保育園と小学校に通っているのですが、もし仕事を始めると生活はどう変化するのか?子供に負担をかけずに働くことは出来るのか?専業主夫を続けていた私が働くことの出来る仕事、そして働くことでのメリットとデメリットを考えてみました。

専業主夫で、仕事を始めようと思っている方に読んで頂きたい内容です。

 

働くことのメリット

専業主夫をしている現状から新たに働き始めることは、家族にとっても大きな転機になります。大変なことも多い反面、メリットもあると思いますので、まずはそれを考えてみました。

 

生活に余裕が出る

働き始めて共働きになると、当然今よりも収入が多くなります。そのため、外食したり好きな家電を買ったり、インテリアにも力を入れたり、生活にも余裕が出てきます。

何をするにもお金が必要なことは間違いありません。

子供がこれから大きくなっていくことを考えると、学費などの養育費も必要ですし、欲しいものもどんどん増えていくでしょう。子供のためにもお金に不自由のない生活を送ることは、最低限必要なことですね。

 

貯金ができる

収入が多くなると、自分が新たに働いて得たお金の一部は貯金に回すことができます。急な出費や老後の蓄えなどお金があって困ることはありません。家族を養っていくために安心できるだけの貯金をしておくことは、絶対に必要なことです。

へやたろ
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何といっても生活していくにはお金が必要です。仕事をする第一の目的はやはりお金を得ることになりますね。

 

お互いの大変さを理解出来る

夫婦が共働きになると、仕事をすることの大変さや、仕事が終わってからの家事、育児の大変さがお互いに理解できます。そのため、お互いの気持ちを理解し合えるのではないでしょうか。仕事での辛いことを相談でき、愚痴を話すことも出来るようになり、夫婦としての絆も深まるはずです。

 

子供が友達と遊び、学べる

共働きだと子供は保育園に預けなければいけません。保育園では、保育士さんやお友達がたくさんいるので、安心して楽しく遊べます。そして保育園での友達との集団生活の中で、色んなことを学べるので子供のためにもなります。

 

ストレス発散になる

専業主夫としてずっと家にいて家事、育児をしていると開放感がなくストレスを感じます。ですから、外に出てお仕事をしている方が楽しい時もあるはずです。職場で出会う人たちと会話することで、気晴らしになり、ストレスが発散できるでしょう。

へやたろ
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専業主夫の生活は、世間体を気にしたり、なんとなく罪悪感があったりします。体調が万全であれば、ずっと家にいるよりも働く方が、私は気楽に感じます。

 

働くことのデメリット

働くことで収入が増えるなどのメリットがある一方で、避けては通れない問題もあるものです。働きたい気持ちと、家事や子育てをどうするかの問題は、きちんと考えておく必要があるでしょう。そんなデメリットについてまとめました。

 

家事や育児が大変になる

働き始めると、今まで専業主夫としてやってきた掃除や洗濯、食事の用意をいつ誰がやるのかという問題が出てきます。「働いているから家事はしない!」なんてことは絶対に言えません。

また、まだ息子は保育園に通っています。送迎の時間に仕事の時間を合わせられるかという問題もあります。そうなると正社員で働く職場で、残業は全くできないということにもなりかねません。

祖父母の助けがなく、夫婦どちらもフルタイムで働いているご家庭は、どんな生活リズムで過ごされているのでしょう。帰宅時間が遅くなることもあるでしょうから、お互いの役割分担が必要になってきますね。

へやたろ
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保育園への送迎や家事など、子供が小さいうちは本当によく考えて仕事を選ぶ必要がありますね。

 

家族で過ごせる時間が少なくなる

平日は仕事で、家に帰ってからは家事に追われるのでバタバタの毎日。子供にゆっくりとかまってあげられる余裕がない。

また土日がきちんと休める職場であればいいのですが、夫婦ともに土日が休みということは難しいかもしれません。家族一緒に過ごせる時間や出掛ける機会が少なくなることは間違いないでしょう。

私の妻が働いている様子を見ても、帰ってくると仕事で疲れ切っており、それから家事をこなすというのはちょっと想像できない。帰ってきて、用意された夕食を食べて、お風呂に入ったらもう子供の寝る時間です。土曜や日曜に仕事に行く日もあります。今でも子供と過ごす時間が少ないのに、さらに少なくなることになるでしょう。

 

子供が病気の時は仕事を休む

まだ私の息子は保育園と小学校の低学年です。風邪をひいたり熱を出すこともあります。そうすると仕事中でも切り上げて帰る必要があることもあるでしょうし、子供が保育園や小学校を休むとなると、一人で留守番をさせるわけにはいかないので仕事を休む必要もあるでしょう。

やはり、仕事よりも子供のことが一番ですから、小学校の高学年か中学校になるまでは、融通の利きやすい仕事を選ぶ必要があるでしょう。

 

子供の行事に参加する必要がある

私の2人の息子には、保育園や小学校での行事がたくさんあります。その行事はほとんど土日に行われますが、参観日や家庭訪問、懇談会など平日に行われる行事もあります。そういった場合にはやはり子供の行事を優先して、仕事を休む必要があるでしょう。

へやたろ
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働くといっても、やはり子供が最優先!家族のために収入を得ることも大切ですが、子供との時間の方が絶対に大切!

 

仕事選びのポイント

私が専業主夫を辞めて、共働きになったことを考えてメリットとデメリットをまとめてみました。そうすると、収入を得ることは大切だけれども、今はまだ子供のことを最優先に考える必要があると思いました。

妻が今まで通り仕事をするとして、私が働ける仕事はどのようなものがあるかを考えてみました。

保育園の送迎は、今まで通りに私がする。私の体調は良くなっているが、万全とは言えない。この2つのことを考える必要があります。

 

正社員として働く

正社員になる場合には、毎日決まった就業時間の8時から17時のような会社を選ぶ必要があります。そして残業がない、土日が休みの仕事です。

40代の半ばの私が、この条件で仕事を探して見つかるのか?あるとしても事務の仕事か軽作業の仕事しかないでしょう。それでも正社員になることが希望です。

 

アルバイトで働く

現実的に考えると、一番時間に融通がきくのがアルバイトでしょう。アルバイトであれば、今の私でも仕事を探すことは、それほど難しくないように思います。

ただ、私と妻の希望は正社員で働くことです。しかし、正社員で仕事が見つからなければ、アルバイトで働くことも考える必要があるでしょう。

へやたろ
へやたろ

現実を考えると厳しいなぁ。世間の夫婦の関係が完全に逆転した状態だね。家事、子育ては私がすることを中心に考えるのだから。

 

まとめ

今回は、専業主夫をしている私が働き始めることを考えてみました。こうやって改めて考えてみると、世間で一般的に多い、夫はフルタイムで仕事をし、妻はパートをしながら家事と育児をするといったことが納得できます。

専業主夫の私が働き始めることは、世間で育児や家事をしながら仕事をされる奥さんと同じ状態になるということで、何も特別なことではありません。

それでも仕事は、子供のことを最優先に考えながら探したいと思います。もし働くことになっても家事はきちんとこなし、子供と過ごす時間を大切にしていきたいからです。

子供が中学生になる頃には、こんな心配をすることも少なくなると思うので、今だけの大切な時間を有意義に使えるようにしましょう。

(おわり)

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